血液の成分は、赤血球、白血球、血小板、血漿などがあります。

血液成分(赤血球、白血球、血小板、血漿)の働き

 血液の成分は、赤血球、白血球、血小板、血漿などがあります。また、血液の働には、①酸素や栄養分や老廃物を運搬する働き、②外部からの進入してきた菌やウイルスを防衛する免疫の働き、③熱や酸・アルカリを調整する働きなどがあり、その働きが十分に発揮できるよう血液中に含まれる成分が働いております。血液の主成分というと赤血球、白血球、血小板などがありますが全体の45%程度で残りの成分が血漿と呼ばれる黄色液体になります。生命の維持に必要な血球成分ですが、これらは骨髄で作られ赤血球は120日程度の寿命となっており役目を終えた赤血球は脾臓で分解されます。

血液の成分(赤血球、白血球、血小板、血症)

赤血球の働き

白血球の働き

赤血球 赤血球に含まれるヘモグロビンが酸素と結合し鮮やかな赤色となります。赤血球は血液量の約40%を占めております。 白血球 白血球は、細菌やウイルスから体を守る免疫の働きがあります。赤血球に比べて数は少ないですが白血球には①好中球、②リンパ球、③単球、④好酸球、⑤好塩基球の5種類があります。
         

血小板の働き

 

血漿の働き

血小板は出血を止める(止血)の働きがある成分です。赤血球や白血球より小さなもので出血部位に集まって凝集し、血のかたまり(血栓)をつくって血管の損傷部分をふさぎます。   血液の中の成分としては、一番多く含まれているものです。血液から赤血球、白血球、血小板を取り除いたものをいいます。その大部分は水分でミネラル(電解物質)やアルブミンやホルモンなども含まれています。
         

血液の寿命は短い

血液を構成している赤血球、白血球、血小板の血中成分は、骨の中にあ骨髄で作られます。骨髄は骨の中にある脂質が豊富な柔らかい組織で年々脂肪分が増えていきます。骨髄以外で作られる血中成分としては、白血球のTリンパ球とBリンパ球がリンパ節や脾臓で作られます。また、Tリンパ球は胸腺内でも作られます。全ての血球は、骨の中(骨髄)にある幹細胞という細胞から作られます。幹細胞は分裂すると未成熟の赤血球、白血球、または血小板産生細胞になり、細胞分裂しながら成長し成熟した赤血球、白血球、または血小板になります。赤血球、白血球、血小板の血中成分には寿命があり、白血球は数時間から数日、血小板は約10日、赤血球は約120日、日々血球成分の生産と死滅を体内で繰り返し行なっており、骨髄は休むことなく血球成分を作られています。また環境の変化にも適応する作用もあり酸素の量や赤血球の数が減少すると、腎臓からエリスロポエチンというホルモンが放出され骨髄を刺激して赤血球量が増えます。また体内で細菌の感染があればそれに反応して白血球を、出血があればそれに反応して血小板をつくって放出しています。

血液も年齢と共に変化をします。

血液も年齢と共に変化します。体も脂肪が増え中年太りになりますが、血液を生産している骨髄も脂肪が増えます。骨髄はそもそも脂肪が豊富で軟らかい組織でありますが、脂肪量が増えることで血液成分を生産する能力が低下し血球成分を多く作ることができなくなります。激しい運動や急激な環境変化など若いときに比べ減り、急激な血中成分の大幅需要が必要になることはなく通常ならば健康に与える問題は少ないかと思います。血液の生産能力低下による貧血など注意する必要があります。