サラサラ血液、ドロドロ血液にはどんな違いがあるの?

サラサラ血液とドロドロ血液ってなに?

サラサラ血液という言葉が、テレビの健康番組で取り上げられたり、通販で話題になったりしました。健康でありたいならサラサラ血液・体質改善と言うくらいまで、健康の代名詞というくらいまで取り上げられていましたが、ある番組のヤラセがキッカケで一気に静かになってしまいました。サラサラ血液であれば病気にならず健康でいれると錯覚しがちですが、ドロドロ血液のままでいると生活習慣病をはじめ様々な病気のリスクになるという事は間違っていないと思います。私たちの体は、朝晩休まず心臓は動き続け、その心臓から送り出される血液は新鮮酸素と栄養分を体の隅々まで送り届け、末端の細胞からはガス交換された二酸化炭素や老廃物なども処理できる臓器まで持ち帰ってくる仕事仕事をしています。また、血液を構成している血球成分は、外部からの進入したウイルスなどと戦ったりしています。そして血液は、酸や水分や熱など維持するためにも重大な働きをしています。この様に血液は非常に生命維持の為に重要な働きをしています。

この血液血液が綺麗な清流のように流れている人と下水の様に流れは滞り水は濁っている人では、健康に与える影響もあると思いませんか?私たちの体の中に網の目の様に張り巡らされた血管の中を血液は。昼夜問わず送り続けられています。その血管は末端にいけば非常に小さく無数にあります。その小さ血管に効率よく栄養と酸素を送り届けている人は非常に健康的だと思います。しかし、流れは滞り酸素や栄養が十分に送られない不要な老廃物が回収されない細胞は機能が低下したりして、さらに血行が不良になったりして最悪その細胞や組織が死滅する壊死という状態になったりするリスクが高くなるといえます。日本人の死亡原因でガンを除く心臓疾患や脳疾患の大部分の原因は虚血性疾患であり、この病気は十分に酸素や栄養が細胞に送り届けられず起きるといわれております。

このように血液がドロドロになることで、体の健康にさまざまな悪影響を及ぼすリスクがあります。ドロドロ血液の原因は、食生活などの生活習慣であります。適度に注意をしてサラサラ血液の生活に心がける事で、生活習慣病のリスクはグット低くなると思われますので、是非みなさんも普段の食生活に注意をして健康な生活を楽しみませんか?

サラサラ血液とドロドロ血液を詳しく解説

サラサラ血液とドロドロ血液

ドロドロ血液はなぜ悪いの

サラサラ血液とドロドロ血液  よく、血液がドロドロの状態といいますが、具体的にどんな状態をいうのでしょうか。左の画像は血液そのものではなく赤血球の透過性を示したものです。  ドロドロ血液はなぜ悪いのか、各末端の組織は微小血管の集まりです。当然、血液の粘性が高ければ高いほどそこを通る血液の流れは悪くなります。そうなるとどうなるのでしょう。

ドロドロ血液になりやすい人

ドロドロ血液を治すには

 甘いもの、脂の多い食べ物を多食する食生活や、運動不足、喫煙される方。そして、ストレスも原因の一つと言われています。  ドロドロ血液を改善するには、様々な健康食品などが出回っていますが、それよりも、食生活や生活習慣を改善することが大切です。また、ストレスを如何に軽減されるかもポイントです。

ドロドロ血液を食事で改善

ドロドロ血液を生活で改善

 ドロドロ血液の改善にはやはり中心となるのは食事です。脂分だけではなく甘い物の摂りすぎは中性脂肪を高めなりやすくなります。  ドロドロ血液の改善には食生活に加えて生活習慣の見直しも必要です。喫煙、運動習慣など。また、ストレスも原因の一つですので、ストレス対策もとても重要です。

生活習慣病(糖尿病)

生活習慣病(脂質異常症)

糖尿病  糖尿病は血糖値が高い状態が長期的に続くものをいいますが、血糖即ち血液中の糖分が高くなると血液の流れも悪くなり、末梢血管循環の虚血(末梢組織の血液不足)を招くことになります。 脂質異常症  脂質異常症は以前でいう高脂血症を言います。血液中の脂質が高まることで血液の流れが悪くなります。また、脳梗塞や心筋梗塞などの原因疾患でもあります。

生活習慣病(虚血性心疾患)

生活習慣病(脳卒中)

 ドロドロ血液を放置していると、血液の流れが低下し、最悪の場合血管が詰まり血液が重要な器官に流れなくなってしまいます。心臓で起きれば、狭心症、心筋梗塞命に直結する怖い病気です。  ドロドロ血液を放置していると、血液の流れが低下し、最悪の場合血管が詰まり血液が重要な器官に流れなくなってしまいます。脳の中で起きれば脳梗塞となってしまいます。