ドロドロ血液になりやすい人は、糖尿病等の基礎疾患がある人の他に、ストレスの多い人も

ドロドロ血液になりやすい人

 ドロドロ血液になりやすい人は、やはり起因疾患である糖尿病や脂質異常症などを持病としてお持ちの方です。また、ドロドロ血液自体は疾患ではありませんので、暴飲暴食やストレス過多、生活習慣が乱れている方はなりやすいと言ってよいでしょう。

ドロドロ血液はやはり生活習慣が原因

 やはり、食生活の影響として大きいのは生活習慣の中でも食生活が大きなファクターを占めます。糖尿病や脂質異常症のような、生活習慣病の前駆状態といっても過言ではないでしょう。 例えば、肉類ばかりで野菜類などを摂らなければ、ビタミン不足を招き結果的に消化吸収過程での代謝に影響が出るため、脂質や糖質が血液中に過多傾向になり結果としてドロドロ血液を招きます。 ジャンクフードの何が悪いのか、それはバランスの欠如といってよいでしょう。そのハンバーガーなどのジャンクフードにサラダなどの野菜を加えることで緩和は可能です。しかし、ジャンクフードにはかなりの量の添加物が入っているため、結果としてミネラルバランスの崩れを誘発し、生活習慣病を招いてしまいます。やはり、ジャンクフードは全くではないにしろ、少し控えていただいたほうがよいでしょう。 また、生活習慣の中でも、運動不足など様々な要因はありますが、睡眠不足等の影響により不規則な生活も大きな要因となります。血液中は酸性に傾けあ傾くほどドロドロ血液になりやすくなります。普段寝不足だからといって、休みの日に、寝だめをすると帰って疲労を体に残し酸性傾向のつよい体質となりますので注意しましょう。

糖尿病や脂質異常症の方は要注意

 やはり、基礎疾患として体質的に生活習慣になりやすい方もいらっしゃいます。そのような方は、そうでない方に比べると、ドロドロ血液になりやすさは、高くなりますので、より注意が必要です。

ストレスは、ドロドロ血液を招きます

睡眠障害やうつなど様々な精神障害を引き起こします。また、ストレスは難しい話をしますと、交感神経を常に優位にする作用があります。特に、交感神経が優位になることが悪なのではありません。交感神経が常に優位になることが悪なのです。
 交感神経は抗ストレス反応で、外敵から身を守る働きがあります。例えば異物や毒を食べたと察知した時は胃酸の分泌を高めそれを無害化しようとします。また、怪我したときなどは出血量を抑えるために血管は収縮します(緊張すると手が冷たくなるのはこのため)。また、意図的に粘度を高めさらに血液の流出量を抑えようとします。
 何かから逃げるときにはエネルギーが必要となりますので、運動機能の向上や脳内の働きを高めるために血糖値が上昇します。 このことからわかるように、ストレスは血管の収縮を招き血行低下を招きます。何度も申し上げますが、一時的な作用では問題がありませんが、常にこの状況が続くことが問題なのです。