レニン活性(PRA)測定は、高血圧、電解質代謝異常等の診断に有用で、降圧剤の選択にも有用です。

レニン活性(PRA)

レニンとは、腎臓の糸球体細胞で産生、分泌されるホルモンで、アンギオテンシンノゲンに作用しアンギオテンシンⅠを産生します。アンギオテンシンⅠはさらに、アンギオテンシン変換酵素の作用をうけアンギオテンシンⅡとなります。このアンギオテンシンⅡはアルドステロンの分泌を促し血圧、体液調整に重要な役割を持ってます。
レニン活性とは、レニンが血漿中に存在するレニン基に作用し、産生されるアンギオテンシンⅠを測定することにより血漿中のレニンの活性度を測定します。

レニン活性(PRA)の基準値

生化学血液検査項目 基準値(参考値)
生化学血液検査名称 略称 数値 単位
レニン活性 PRA 4.5~21.1 μg/dL

レニン活性(PRA)検査の目的

レニン活性(PRA)測定は、高血圧、電解質代謝異常等の診断に有用で、本態性高血圧の病態に応じた降圧剤の選択にも有用です。また、高レニン活性血症は心筋梗塞の危険因子であることから、予後予測にも参考として活用されます。

レニン活性(PRA)検査は何を調べているのか

高血圧は生活習慣病の中ではなじみ深く、最も多い疾患の一つですが、その80~90%は本態性高血圧症といい原因不明なものです。レニン、アンギオテンシン、アルドステロンのいずれか或いはいくつかが関与して高血圧症やむくみ等の症状があらわれるようになります。このため、何が原因となっているのかを特定するためにスクリーニング検査の一環、特定検査の一つとして検査が行われます。

レニン活性(PRA)の検査結果からわかる病気

検査結果 考えられる原因と疾患の名称
基準値より高値 悪性高血圧、アジソン病、両側副腎摘出者、腎血管性高血圧、経口避妊薬投与による高血圧症、ネフローゼ症候群、バーダー症候群、レニン分泌性腎腫瘍
基準値より低値 原発性アルドステロン症、ミネラルコルチコイド分泌性副腎皮質腫瘍、特発性アルドステロン症
【備考】

レニン活性(PRA)検査に当たり、薬剤の影響を受けます。例えば、高値となる要因として、利尿剤や血管拡張剤、レニン阻害剤等が上げられます。逆に低値となる要因として、交感神経抑制薬、NSAIDS等が上げられます。

【関連項目】 
副腎皮質刺激ホルモンコルチゾールレニン活性アルドステロン甲状腺刺激ホルモン甲状腺ホルモンFT3甲状腺ホルモンFT4副甲状腺ホルモン黄体形成ホルモン卵包刺激ホルモンインスリン

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